一人暮らしをしていると、気づいたら洗濯物がたまっていたということはありませんか。
仕事や学校から帰ってきて疲れていると、服を洗濯カゴに入れるだけで終わってしまうことがあります。休日にまとめて洗おうと思っていたのに、予定が入ったり、天気が悪かったりして、さらに洗濯物が増えてしまうこともあります。
洗濯物がたまると、着たい服が見つからない、部屋ににおいがこもる、洗濯する量が多すぎて干す場所が足りないなど、いろいろな困りごとが出てきます。
しかし、洗濯物をためないために、毎日完璧に家事をする必要はありません。大切なのは、自分の生活に合った「ためにくい習慣」を作ることです。
この記事では、一人暮らし男子に向けて、洗濯物をためない習慣の作り方を紹介します。初心者でもわかりやすいように、難しい家事テクニックではなく、今日から取り入れやすい考え方を中心にまとめました。
洗濯が苦手な人でも大丈夫です。少しずつ仕組みを整えていけば、洗濯物に追われる毎日から抜け出しやすくなります。
洗濯物がたまる原因を知っておこう
まずは、なぜ洗濯物がたまってしまうのかを考えてみましょう。原因がわかると、自分に合った対策を見つけやすくなります。
一人暮らしで洗濯物がたまりやすい理由のひとつは、洗濯のタイミングが決まっていないことです。
「そろそろ洗わないと」と思いながらも、忙しい日が続くと後回しになってしまいます。洗濯カゴがいっぱいになってから始めると、量が多くて時間もかかり、さらに面倒に感じてしまいます。
また、洗濯は「洗う」「干す」「取り込む」「たたむ」「しまう」といういくつもの作業がつながっています。洗濯機を回すだけなら簡単でも、そのあとの作業が面倒で先延ばしになることがあります。
洗濯物をためないためには、気合いだけに頼るのではなく、作業を小さく分けて、生活の中に自然に入れることが大切です。
洗濯物をためない基本は「曜日を決めること」
洗濯物をためないために、まずおすすめしたいのが洗濯する曜日を決めることです。
洗濯をする日が決まっていないと、「今日は疲れているから明日でいいか」と後回しになりやすくなります。気づくと洗濯カゴがいっぱいになり、まとめ洗いをすることになります。
一人暮らしの場合は、週に2〜3回の洗濯を目安にすると、洗濯物がたまりにくくなります。たとえば、火曜日と金曜日、または水曜日と日曜日のように、自分の生活に合わせて決めると続けやすいです。
毎日洗濯する必要はありません。大切なのは、洗濯カゴがいっぱいになる前に洗うことです。
曜日を決めると、「今日は洗濯の日」と自然に思い出しやすくなります。予定として決まっているだけで、洗濯を始めるハードルが少し下がります。
最初は週2回から始めても大丈夫です。洗濯物が多い人や運動をする人は、週3回に増やしてみましょう。
洗濯カゴを使いやすい場所に置く
洗濯物をためないためには、洗濯カゴの場所も大切です。
洗濯カゴが使いにくい場所にあると、脱いだ服を床や椅子に置いてしまいます。すると、部屋のあちこちに服が散らばり、洗濯する服を集めるところから始めなければなりません。
洗濯カゴは、服を脱ぐ場所の近くに置きましょう。
部屋で着替えるなら部屋のすみ、洗面所で脱ぐなら洗濯機の近く、入浴前に脱ぐなら脱衣所がおすすめです。
大切なのは、脱いだ服をすぐ入れられることです。見た目を気にして遠い場所に置くよりも、使いやすい場所に置くほうが続きやすくなります。
洗濯物が見えるのが気になる場合は、フタ付きのカゴや布製のランドリーバッグを使うとよいでしょう。ただし、フタを開けるのが面倒に感じる人は、フタなしのほうが向いている場合もあります。
自分が自然に使える形を選ぶことが、洗濯物をためない第一歩です。
洗濯カゴを大きくしすぎない
洗濯物をためやすい人は、大きすぎる洗濯カゴを使っていることがあります。
大きなカゴはたくさん入るので便利に見えますが、いっぱいになるまで放置しやすいという面もあります。気づいたときには、洗う量が多すぎて干す場所が足りなかったり、洗濯機を何回も回す必要が出たりします。
一人暮らしなら、2〜3日分の洗濯物が入るくらいのサイズでも十分です。
カゴがいっぱいになったら洗う、というルールにするなら、あえて小さめのカゴを選ぶのもよい方法です。カゴが小さいと、洗濯のタイミングがわかりやすくなります。
洗濯物は、ためればためるほど面倒になります。少ない量のうちに洗うほうが、干すのも取り込むのもラクです。
大きなカゴに何日分もためるより、小さなカゴでこまめに洗う仕組みを作ると、洗濯の負担は軽くなります。
洗濯物を分けすぎない
洗濯に慣れていない人がつまずきやすいのが、洗濯物の分け方です。
白い服、色物、タオル、下着、部屋着など、きちんと分けようとしすぎると、洗濯を始める前に面倒になってしまうことがあります。
もちろん、色落ちしやすい服や大切な服は分けたほうが安心です。しかし、毎日の洗濯では、最初から細かく分けすぎなくても大丈夫です。
初心者は、まず次の2つくらいに分けるだけでも十分です。
- 普段の服や下着
- タオルや汚れが気になるもの
大切な服や色落ちしそうな服は、洗濯表示を確認したり、洗濯ネットに入れたりすると安心です。
分け方を簡単にすると、洗濯を始めるまでのハードルが下がります。洗濯は完璧に分けることよりも、ためずに回すことを優先したほうが続きやすいです。
洗濯ネットを近くに置いておく
洗濯ネットは、服を傷みにくくするために便利な道具です。しかし、洗濯ネットが離れた場所にあると、使うのが面倒になります。
洗濯ネットは、洗濯カゴや洗濯機の近くに置いておきましょう。
シャツ、薄手の服、下着、型崩れが気になる服などは、ネットに入れると安心です。洗濯前にネットを探す手間がなくなるだけで、洗濯を始めやすくなります。
ネットは数枚あれば十分です。大きめ、小さめを少し用意しておくと、服の種類に合わせて使いやすくなります。
洗濯ネットを使うこと自体が面倒に感じる場合は、「大切な服だけネットに入れる」と決めても大丈夫です。全部を完璧にやろうとしないことが、続けるコツです。
洗濯機を回す時間を決める
洗濯物をためないためには、洗濯機を回す時間を決めておくのも効果的です。
たとえば、朝起きたら洗濯機を回す、帰宅後すぐに回す、入浴前に回すなど、自分の生活の流れに合わせて決めます。
時間が決まっていないと、「あとでやろう」と思って忘れやすくなります。反対に、毎回同じタイミングで洗濯するようにすると、習慣になりやすくなります。
朝に洗濯する人は、起きてすぐ洗濯機を回し、その間に朝食や準備をすると効率的です。夜に洗濯する人は、帰宅後すぐや入浴前に回すと、だらだら過ごす前に始められます。
ただし、夜に洗濯する場合は、住んでいる建物の音のルールにも気をつけましょう。集合住宅では、遅い時間の洗濯音が近所の迷惑になることがあります。
自分の生活と住まいの環境に合った時間を選ぶことが大切です。
干す場所を先に決めておく
洗濯機を回したあとに困りやすいのが、干す場所です。
洗濯が終わってから「どこに干そう」と考えると、面倒になり、そのまま放置してしまうことがあります。洗濯物を洗濯機の中に長く入れたままにすると、においの原因になることもあります。
洗濯物をためないためには、干す場所を先に決めておきましょう。
ベランダに干すのか、室内干しにするのか、浴室乾燥を使うのか、自分の部屋に合った方法を決めます。
一人暮らしの部屋では、干すスペースが限られていることが多いです。そのため、一度に大量に洗うより、少ない量をこまめに洗うほうが干しやすくなります。
室内干しをする場合は、物干しスタンドやドアにかけられるハンガー、突っ張り棒などを使うと便利です。干す場所が決まっていると、洗濯後の動きがスムーズになります。
ハンガーで干してそのまま収納する
洗濯物をためないためには、洗ったあとの片付けもラクにする必要があります。
洗濯で面倒に感じやすいのは、実は「たたむ」「しまう」という作業です。洗って干すところまではできても、乾いた服を取り込んだまま放置してしまう人は多いです。
そこでおすすめなのが、ハンガーで干して、そのままクローゼットにしまう方法です。
シャツ、Tシャツ、パーカー、アウターなどは、洗濯後にハンガーにかけて干し、乾いたらそのままクローゼットへ移動します。たたむ作業が減るので、片付けがかなりラクになります。
すべての服をハンガー収納にする必要はありません。たたむのが面倒な服や、よく着る服だけでも効果があります。
下着や靴下は、ざっくりケースに入れるだけでも大丈夫です。きれいにたたむことより、毎回戻せることを優先しましょう。
洗濯後の流れをラクにすると、洗濯そのものへの苦手意識も減っていきます。
洗濯物を取り込んだら床に置かない
乾いた洗濯物を取り込んだあと、床やベッドの上に置いてしまうことはありませんか。
「あとでたたもう」と思って置いたままにすると、数日そのままになってしまうことがあります。さらに、着る服と洗濯した服が混ざり、部屋が散らかって見えやすくなります。
洗濯物を取り込んだら、床やベッドには置かないようにしましょう。
すぐにしまえない場合は、一時置き用のカゴを用意します。ただし、そのカゴに入れっぱなしにしないために、「その日のうちにしまう」「寝る前に1分だけ戻す」など、簡単なルールを決めておくことが大切です。
たたむのが大変な日は、下着だけしまう、靴下だけしまう、ハンガーの服だけクローゼットへ移すなど、一部だけでもかまいません。
全部を完璧に片付けようとするより、少しでも戻す習慣を作るほうが続きやすくなります。
服の枚数を増やしすぎない
洗濯物をためないためには、服の枚数も関係しています。
服がたくさんあると、洗濯しなくても数日間は困らないため、つい洗濯を後回しにしやすくなります。気づいたときには洗濯物が山のようになっていることもあります。
一方で、服が少なすぎると、洗濯が追いつかず困ることもあります。大切なのは、自分の洗濯ペースに合った枚数を持つことです。
たとえば、週2回洗濯するなら、下着や靴下は4〜5日分あると安心です。Tシャツや部屋着も、洗濯の頻度に合わせて必要な枚数を考えましょう。
あまり着ていない服がたくさんある場合は、少しずつ見直すのもおすすめです。服の量が減ると、洗濯する量も管理しやすくなります。
服を増やしすぎないことは、洗濯物をためないための大切な習慣です。
タオルの枚数を管理する
洗濯物がすぐに増える原因のひとつがタオルです。
バスタオル、フェイスタオル、ハンドタオルなどを何枚も使っていると、洗濯カゴがすぐにいっぱいになります。特に厚手のバスタオルは、洗濯でも干す場所でもスペースを取りやすいです。
一人暮らしでは、タオルの使い方を見直すだけで洗濯がラクになることがあります。
たとえば、大きなバスタオルの代わりに少し大きめのフェイスタオルを使う方法があります。乾きやすく、洗濯量も減らしやすいです。
また、タオルの枚数を持ちすぎないことも大切です。たくさんあると、洗濯を後回しにしても困らないため、結果的にまとめ洗いになりやすくなります。
自分が洗濯するペースに合わせて、必要な枚数だけを持つようにしましょう。
洗剤や柔軟剤は使いやすくまとめる
洗濯を始めるときに、洗剤や柔軟剤が見つからないと、それだけで面倒に感じてしまいます。
洗剤、柔軟剤、洗濯ネット、ハンガー、洗濯ばさみなど、洗濯に使うものはできるだけ近くにまとめておきましょう。
洗濯機の近くに小さな棚やカゴを置いて、洗濯セットとしてまとめておくと便利です。
洗剤は、自分が使いやすいものを選びましょう。計量が面倒な人は、ジェルボールタイプや自動投入機能付きの洗濯機を使う方法もあります。普通の液体洗剤でも、置き場所が決まっていれば十分使いやすくなります。
洗濯は小さな手間が積み重なる家事です。その小さな手間を少し減らすだけで、始めるハードルが下がります。
雨の日の洗濯ルールを決めておく
洗濯物がたまる理由として、雨の日が続くこともあります。
「晴れた日に洗おう」と思っているうちに、天気が悪い日が続き、洗濯物が増えてしまうことがあります。
そのため、雨の日でも洗濯できるルールを作っておくと安心です。
たとえば、下着と靴下だけは雨でも洗う、タオルだけは室内干しにする、量を少なめにして干す、除湿機やサーキュレーターを使うなど、自分の部屋に合った方法を決めておきます。
雨の日に全部を洗う必要はありません。最低限必要なものだけ洗うと決めておけば、洗濯物がたまりすぎるのを防げます。
天気に左右されすぎない仕組みを作ると、洗濯のペースが安定しやすくなります。
洗濯を「ついで家事」にする
洗濯を特別な家事だと思うと、始めるのが重く感じることがあります。そこでおすすめなのが、洗濯を「ついで家事」にする考え方です。
たとえば、朝ごはんを食べる前に洗濯機を回す、入浴前に洗濯機を回す、掃除をする日に一緒に洗濯する、ゴミ出しの日にタオルを洗うなど、すでにある生活の流れに洗濯を組み込みます。
何かのついでに洗濯を始めると、「洗濯だけをやるぞ」と気合いを入れなくても動きやすくなります。
一人暮らしでは、家事を全部自分でやる必要があります。だからこそ、家事を大きな作業にせず、生活の中に小さく入れることが大切です。
洗濯を習慣にするには、自分がよく行う行動とセットにするのが効果的です。
洗濯物をためないための小さなルール
洗濯物をためないためには、細かい決まりをたくさん作るよりも、守りやすい小さなルールを決めるほうが続きやすいです。
たとえば、次のようなルールがあります。
- 洗濯カゴがいっぱいになる前に洗う
- 週2回は洗濯する
- 脱いだ服は床に置かず洗濯カゴへ入れる
- 洗濯が終わったらすぐ干す
- 乾いた服は床やベッドに置かない
- ハンガーで干した服はそのまま収納する
すべてを一度に守る必要はありません。まずは、自分が一番できそうなルールをひとつ選びましょう。
たとえば、「脱いだ服は洗濯カゴへ入れる」だけでも大きな変化です。部屋に服が散らばらなくなれば、洗濯を始めるときもラクになります。
小さなルールを続けることで、洗濯物がたまりにくい流れが少しずつできていきます。
できない日があっても気にしすぎない
洗濯の習慣を作ろうとしても、できない日は必ずあります。
仕事で疲れている日、体調がよくない日、予定が多い日、雨が続く日など、洗濯を後回しにしてしまうことは自然なことです。
大切なのは、できなかった日があっても自分を責めないことです。
「またためてしまった」と落ち込むよりも、「次は少ない量だけ洗おう」「今日は下着だけ洗おう」と、できる範囲で戻していけば大丈夫です。
洗濯物をためない習慣は、完璧に守るものではありません。たまったときに立て直せる仕組みを持っておくことが大切です。
少しずつ洗濯のペースを整えていけば、以前よりもためにくくなります。
まとめ:洗濯物は小さな習慣でためにくくできる
一人暮らし男子が洗濯物をためないためには、毎日完璧に家事をする必要はありません。
大切なのは、洗濯物がたまりすぎる前に動ける仕組みを作ることです。洗濯する曜日を決める、洗濯カゴを使いやすい場所に置く、干す場所を決めておく、ハンガーで干してそのまま収納するなど、少しの工夫で洗濯はラクになります。
今回紹介したポイントをまとめると、次のようになります。
- 洗濯する曜日を決める
- 洗濯カゴを脱ぐ場所の近くに置く
- 洗濯カゴを大きくしすぎない
- 洗濯物を細かく分けすぎない
- 洗濯機を回す時間を決める
- 干す場所を先に決めておく
- ハンガーで干してそのまま収納する
- 乾いた洗濯物を床やベッドに置かない
- 服やタオルの枚数を増やしすぎない
- 雨の日の洗濯ルールを作る
すべてを一度に始める必要はありません。まずは、洗濯カゴを使いやすい場所に置くことや、週2回の洗濯日を決めることから始めてみましょう。
洗濯は、ためるほど大変になります。反対に、少ない量のうちにこまめに洗えば、干すのもしまうのもラクになります。
自分の生活に合った小さな習慣を作って、洗濯物に追われない一人暮らしを目指していきましょう。

